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下関でおいしいふぐ料理を食べよう！産地で味わえる新鮮＆豊富なメニューを紹介

下関でおいしいふぐ料理を食べよう！産地で味わえる新鮮＆豊富なメニューを紹介

公開日：2023.11.27

更新日：2023.11.27

Sululu media 編集部

下関グルメとして有名なふぐ。せっかく下関に来たら、産地ならではの新鮮なふぐを味わってみませんか。割烹、居酒屋、レストランなど、地元の人はもちろん観光客にも人気のふぐが食べられるお店や市場について紹介します。下関のふぐの魅力や食べ方もチェックしてくださいね。

下関のふぐが有名なワケ

「ふぐと言えば下関」と言うほど、下関の名物として親しまれているふぐ。ふぐ食を解禁した場所であることも、下関が有名になった理由のひとつです。

安土桃山時代には、ふぐ食による死者が多かったため、ふぐ禁止令が出されました。しかし下関では、ふぐを日常的に食べ続けていたそう。明治時代に初代内閣総理大臣であった伊藤博文が下関を訪れた際にふぐを食べ、そのおいしさに感動して、ふぐ食を解禁します。そこから、下関のふぐが全国に広まりました。

現在下関はふぐの取り扱い量が日本一で、全国のふぐの流通を一手に引き受けています。そんな下関ではふぐのことを「福」を呼ぶものとして「ふく」とも呼ばれています。

ふぐ料理の種類

ふぐ料理には、刺身や唐揚げなどさまざまな種類があります。なかには「てっぴ」など、高い技術を持つふぐ職人が集まる下関だからこそ食べられるメニューも。代表的なふぐ料理の種類を紹介します。

ふぐ刺し

ふぐ本来の味を楽しむなら外せないのがふぐ刺し。ねぎ1〜2本をふぐ刺し2〜3枚で巻き、お好みの薬味を入れたポン酢につけて食べるのがおすすめです。

身を薄く切ったふぐの刺身（ふぐ刺し）の盛り付け方には、大皿に菊の花を連想させるように盛り付けた「菊盛」、牡丹の花に見たてて盛り付ける「牡丹盛」などがあります。盛り付けられたふぐ刺しは、中央から外側へ円を描くように食べていくと、最後まで美しい盛り付けを崩さずに楽しめます。

てっぴ（鉄皮）

ふぐの皮をてっぴ（鉄皮）と言います。コリコリとした独特の歯ごたえがあるのが特徴です。てっぴはふぐ刺しと同じように薬味とポン酢で食べたり、煮こごりして食べたりします。ふぐの皮を取り除く「皮すき」は難しい作業で、昔は下関の職人のみが持っていた技術とされています。

ふぐの唐揚げ

ふぐに下味と衣をつけて揚げた唐揚げ。サクサクの衣と、ふわふわとしてやわらかいふぐの身の食感が楽しめます。子どもや魚が苦手な人でも食べやすいでしょう。山口県では家庭料理としてはもちろん、居酒屋でもよく見られるメニューです。

ヒレ酒

しっかり焼いたヒレを75〜80℃くらいの超熱燗に入れ、そのまま3分ほど待つだけで、ふぐの旨味が日本酒にしみ出したヒレ酒が完成します。とくに鍋との相性が抜群。ふぐちりや水炊きと一緒に味わうのがおすすめです。

下関のふぐ料理店【割烹・日本料理】

丁寧に調理された新鮮なふぐを楽しめる割烹料理は、お祝いごとや会食での利用にもおすすめです。ふぐはもちろん地元のおいしい食材を使った、下関ならではのグルメを堪能できるお店を紹介します。

ふぐ問屋が営む「ふく処さかい」

画像提供:ふく処さかい

老舗ふく問屋「酒井商店」直営のふぐ料理専門店です。下関の郷土民芸品「ふくちょうちん」発祥の店としても知られています。昼・夜それぞれ4組限定の完全予約制です。おいしいふぐのお刺身を提供するために、ふぐを〆てから寝かすので、5日前までの予約が必要になっています。

画像提供:ふく処さかい

テーブル席や座敷は落ち着きがあり、ふぐ料理をゆっくりと味わうのにぴったりな空間です。日本食育者協会シーフードジュニアマイスターが在籍しているため、魚食に関する話を聞くこともできます。

＜住所＞
〒750-0004 山口県下関市中之町7-11
＜電話番号＞
083-231-1470
＜営業時間＞
11:00～14:30
17:00～21:30
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:ふく処さかい

ふく料理体験もできる「天白ひらこし【ふく楽舎】」

画像提供:天白ひらこし【ふく楽舎】

「下関ふぐのおいしさを多くの人に知ってもらいたい」として、創業八十余年のふくの仲卸「（株）平越商店」が創業したふく専門店です。コース料理を始め、刺身や唐揚げなどさまざまなふぐ料理を楽しめるお店です。日本で唯一のふく料理体験施設でもあり、自分で作って実食もできる「ふく料理体験コース」もあります。

画像提供:天白ひらこし【ふく楽舎】

ふぐのデリバリーもあるので、自宅でゆっくりと料亭の味を堪能したい人にもおすすめです。

＜住所＞
〒750-0093 山口県下関市彦島西山町5-2-1
＜電話番号＞
083-267-4998
＜営業時間＞
10:00～17:00
※夜は団体様のみお受けします。お問い合わせください。
＜定休日＞
定休日あり
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:天白ひらこし【ふく楽舎】

関門海峡を眺めながらふぐを堪能できる「平家茶屋」

画像提供:平家茶屋

関門海峡を楽しみながら、おいしいふぐ料理を堪能できるお店です。座敷や掘りごたつなどがある店内は、落ち着いた雰囲気です。

画像提供:平家茶屋

冬はふぐ、夏は活イカをメインに、生産者の顔が見える地物食材を使用しています。ふぐのシーズンには、ふく唐揚げ、ふくシューマイ、ふく寿司などさまざまなふぐ料理が楽しめるのも魅力です。ふく御膳の他、コース料理も充実。ふぐ以外に旬の食材を使った料理も多彩です。ランチ会席もあるため、お昼の利用にもおすすめです。

＜住所＞
〒751-0813 山口県下関市みもすそ川町1-1
＜電話番号＞
083-222-2022
＜営業時間＞
11:00～15:00（L.O.14:00）
17:00～21:00（L.O.20:00）
＜定休日＞
火曜日（火曜日が祝日または振替休日の場合は、その直後の平日）
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:平家茶屋

下関のふぐ料理店【居酒屋・その他】

居酒屋などでカジュアルにふぐを味わえるのも、下関のならでは。友達同士や家族連れなどで気軽にふぐ料理を楽しめる、おすすめのお店を紹介します。

ふぐの叩き丼がリーズナブルな価格で食べられる「彦島シーレディース」

画像提供:彦島シーレディース

下関名産のふぐを楽しめるレストランの他、気軽に立ち寄れるカフェなどさまざまな飲食店が集まった施設「カモンワーフ」のなかにある定食屋です。彦島シーレディースでは新鮮な地元の魚介類を中心に、リーズナブルでおいしい定食メニューを提供しています。

画像提供:彦島シーレディース

種類豊富なメニューのなかには、ふく唐揚げセットやふく天丼、ふく南蛮丼、ふく雑炊などがあります。ふくのフライもついている、ボリューム満点のおさかなミックスフライ定食もおすすめ。ふぐ以外にも、海老フライやイカ天丼、カニクリームコロッケなどを提供しています。

＜住所＞
〒750-0005 山口県下関市唐戸町6-1 1F
＜電話番号＞
083-222-9841
＜営業時間＞
10:00～17:00（L.O.16:00）
＜定休日＞
金曜日（金曜日が祝日の場合は営業）
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:彦島シーレディース

ふぐ仲卸から仕入れる新鮮な活とらふくが魅力の「いちばのよこ」

画像提供:いちばのよこ

彦島シーレディースと同じく、カモンワーフ内にあるお店です。その日の新鮮な地魚やふぐ料理を提供しています。

画像提供:いちばのよこ

唐戸市場のふぐ仲卸から直接仕入れる「活とらふく」を使用した、本場の味を堪能できます。ふく刺身定食や、ふくの唐揚げのついた定食、ふく刺しのついたフルコースもあります。リーズナブルな価格で食べられる、豪快な海鮮丼が人気です。

＜住所＞
〒750-0005 山口県下関市唐戸町6-1 1F
＜電話番号＞
083-228-1845
＜営業時間＞
11:00～15:00
17:30～ネタ切れまで　
＜定休日＞
不定休
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:いちばのよこ

下関のおいしいふぐを堪能しよう

下関はふぐの取り扱いが日本一多い場所。下関を訪れたら市場での食べ歩きや割烹で贅沢な時間を味わうなど、地元ならではのふぐ料理に舌鼓を打ってはいかがでしょうか。また下関には、関門海峡など美しい景色を楽しみながら食事ができるスポットもあります。グルメとともに、下関の魅力を存分に堪能してくださいね。

わくわくする、チケット情報サイト「Sululu」はこちら

※掲載されている情報は2023年10月時点のものです。掲載情報は予告なく変更になる場合があります。

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