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山口のハイキングスポット特集!初心者〜上級者までレベル別のおすすめ紹介

山口のハイキングスポット特集!初心者〜上級者までレベル別のおすすめ紹介

公開日:2023.09.27

更新日:2023.10.02

Sululu media 事務局

ハイキングは、初心者から上級者まで気軽に取り組めるアクティビティです。山口には、豊かな植物や絶景を満喫しながら自然の中で体を動かせるハイキングスポットがたくさん! 心身ともにリフレッシュできる、山口のおすすめハイキングスポットをレベル別に紹介します。併せてハイキングに必要な持ち物やマナーもチェックしてくださいね。

【初心者向け】山口のおすすめハイキングスポット

まずは初心者向けのハイキングスポットを紹介。ハイキング経験があまりない人でも、無理なく歩けるスポットをピックアップしています。平坦な道や歩きやすく整備された道、また低山で山頂まで短時間で到達できるスポットを紹介します。

山頂から日本海の絶景を見渡せる「笠山(萩市)」

笠山の遠景

画像提供:萩市観光課

笠山は標高112mの活火山で、低山のため初心者でも登りやすいスポットです。遠くから見ると笠の形に見えることが、笠山の呼び名に由来しています。山頂の火口周辺には、遊歩道や火口に降りられる道などが整備され、火口を間近に見られます。
笠山の椿群生林

画像提供:山口県観光連盟

また笠山のある地域は海に向かって飛び出ており、山頂の展望台から望む日本海の景色は壮大。初心者は明神池登山口から山頂を目指し、笠山椿群生林方面から下山して海岸沿いの遊歩道を歩いて戻る「笠山散策コース」がおすすめです。
<住所>
〒758-0011 山口県萩市椿東越ケ浜
<電話番号>
0838-25-3139(萩市観光課)
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:山口県観光サイト

子連れハイキングにもおすすめ「火の山(下関市)」

下関市に位置し、標高約168mの低山である火の山は初心者向けハイキングスポットとして知られています。昔、敵の襲来を知らせる狼煙台が山頂に設けられていたことが山の名前の由来です。市内屈指のビュースポットとしても人気で、関門海峡を一望できます。
火の山から望む関門海峡

画像提供:下関市観光施設課

山頂の火の山公園は花の名所でもあり、季節を感じられる自然の美しさも魅力。また夜景でも有名な場所で、1,000万ドルの夜景が見られるスポットとして日本夜景遺産に登録されています。
チューリップや桜が見頃の火の山

画像提供:下関市観光施設課

火の山の登山道は整備されていて、初心者はもちろん、子ども連れのファミリーでも安心して登れます。初心者は火の山ロープウェイ壇ノ浦駅の登山口から、山頂を目指すコースがおすすめです。
<住所>
〒751-0813 山口県下関市みもすそ川町
<電話番号>
083-231-1838(下関市観光施設課)
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:山口県観光サイト

【中級者向け】山口のおすすめハイキングスポット

中級者向けのおすすめハイキングスポットには、標高が高いところや、やや歩きにくい道などがコースに含まれています。体力も必要になってくるため、初心者向けのコースより少しステップアップしたいという人におすすめです。

山口県最高峰の山「寂地山(岩国市)」

紅葉の季節の寂地山中

画像提供:岩国市錦総合支所地域振興課

山口と島根の境目に位置する寂地山は、標高1,337mと山口で最も高い山で、中国百名山に選定されています。昔は上級登山者などでなければ登れない難しい山でしたが、昭和38年の山口国体のタイミングで道が整備され、中級者などでも登りやすくなりました。
寂地山内の登竜の滝

画像提供:岩国市錦総合支所地域振興課

五龍の滝や犬戻の滝など、歩く途中でさまざまな滝が見られる名所でもあります。
<住所>
〒740-0901 山口県岩国市錦町宇佐
<電話番号>
0827-72-2110(岩国市錦総合支所地域振興課)
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:山口県観光サイト

ちょっぴりスリリングな登山を楽しめる「白滝山(岩国市)」

緑と岩肌が特徴的な白滝山

画像提供:岩国市美和総合支所地域振興課

巨大な花崗岩でできた山で、標高は約458m。岩が出ている部分が多く、ミニ岩歩きなどスリルのある登り方も可能です。登山口からのコースは登山道に特に岩が多いため、軍手や登山靴を装備して挑みましょう。
白滝山の人気スポットである千人崩れ

画像提供:岩国市美和総合支所地域振興課

岩が多いコースが不安な場合は、逆側にある大師堂近くの駐車場から参道を通って白滝山を目指すコースがおすすめ。こちらは子どもと一緒でも楽しめる、なだらかなコースです。
<住所>
〒740-1213 山口県岩国市美和町岸根
<電話番号>
0827-96-1111(岩国市美和総合支所地域振興課)
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:山口県観光サイト

本格的な岩登山に挑戦できる「右田ヶ岳(防府市)」

晴れた日の右田ヶ岳

画像提供:文化スポーツ観光交流部観光振興課

県内外のハイカーから人気を集める右田ヶ山は、花崗岩が山肌をおおう個性的かつ風情ある見た目が特徴的。標高は426mです。いくつかルートはありますが、最も利用されることが多いのは天徳寺ルート。山頂までの所要時間は約70分とそこまで長くはないものの、途中で岩登りが必要な箇所もあるため、中級者におすすめです。
右田ヶ岳で登山を楽しむ人々

画像提供:文化スポーツ観光交流部観光振興課

天徳寺から前岳山頂の間には、自然石に三十三体の観音様が彫られています。岩場が少ない塚原ルートは、子どもから大人まで歩きやすいルートです。一方で勝坂ルートには急な坂や岩場がたくさんあり、ロッククライミングのようにして上る岩場も。初級者からベテランまで、自分に合ったコースを選べる楽しいスポットです。
<住所>
〒747-0063 山口県防府市右田
<電話番号>
090‐1014‐1936(右田地域おこし協議会)
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:山口県観光サイト

【上級者向け】山口のおすすめハイキングスポット

最後は上級者向けのハイキングスポットを紹介します。やや複雑な登山道や地形など難所もあるものの、見どころが豊富なスポットが多く、ハイキングの醍醐味を体感できるスポットばかり。ハイキングに慣れてきたらぜひチャレンジしてはいかがでしょうか?

日本海や秋吉台を見渡せる「花尾山(長門市・美祢市)」

無数の木々の中を歩く花尾山のハイキング

画像提供:(一社)長門市観光コンベンション協会

花尾山は昔、山にこもって厳しい修行を行うことで、悟りを得ることを目的とする修験者が集まる道場であった山です。標高は669mで長門市と美祢市にまたがり、山頂からは日本海や秋吉台の眺望が開けます。
見晴らし抜群の花尾山山頂

画像提供:(一社)長門市観光コンベンション協会

登山ルートは市の尾ルート(鈩ルート)と本谷ルートの2種類。登山道が整備され歩きやすくなっていたり、木や滝など見どころがたくさんあってややハードであったりと多くの人が楽しめます。
<住所>
〒759-4104 山口県長門市渋木
<電話番号>
0837-26-0708((一社)長門市観光コンベンション協会)
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:山口県観光サイト

クマザサをかき分けながら登る「小五郎山(岩国市)」

小五郎山の雄大な姿

画像提供:岩国市錦総合支所地域振興課

西中国山地の雄と知られる小五郎山は、標高が約1,161mあります。
山々に囲まれた小五郎山

画像提供:岩国市錦総合支所地域振興課

登山道は厳しい道のりが続くわけではありませんが、山の中ほどである山腹には急な坂などがあります。また稜線部がクマザサにおおわれており、かきわけながら進む必要も。しかし山頂部にたどり着いたときに望める、小五郎山を囲む山々を見渡せる開放感は格別です。
<住所>
〒740-0902 山口県岩国市錦町宇佐郷
<電話番号>
0827-72-2110(岩国市錦総合支所地域振興課)
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト: 山口県観光サイト

兄弟峰として有名な「莇ヶ岳(周南市)」

莇ヶ岳の山頂の様子

画像提供:周南市鹿野総合支所産業土木課

隣に位置する弟見山と合わせて、兄弟峰と呼ばれる山です。弟見山が「弟(莇ヶ岳)を見る山」であることから、莇ヶ岳は「兄見山」とも呼ばれます。標高は1,004mです。
莇ヶ山の山中に咲く花

画像提供:周南市鹿野総合支所産業土木課

人気があるのは弟見山とセットで歩くコース。また莇ヶ岳は、山頂手前に鎖場(鎖につかまりながら登っていく場所)があることでも有名です。四季を通じて登山におすすめで、岩場でのロッククライミングなども楽しめます。なお、莇ヶ岳は麓にある石槌神社の霊山であり、山頂には蔵王権現金銅仏が祀られた分祠があります。
<住所>
〒745-0301 山口県周南市大潮
<電話番号>
0834-68-2335(周南市鹿野総合支所産業土木課)
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト: 山口県観光サイト

ハイキングに必要な持ち物&基本マナー

ハイキングに使う持ち物
ハイキングを行う際は、スポット選びの他に、準備を万全にすることも重要です。ハイキングを気持ち良く安全に楽しむためにも、しっかりチェックしておくことをおすすめします。

ハイキングに必要な持ち物

ハイキングには主に次のような持ち物が必要です。
リュックサック・リュックサックカバー リュックサックカバーは雨天時に荷物をぬらさないため役立ちます
帽子 熱中症予防や防寒対策に持っておくと便利です
雨具 雨天時に着用します
登山靴 山道は整備されていない道もあるため、歩きやすい登山靴がマストです
防寒具 寒さが強いときに防寒のため使います
ヘッドランプ もしもハイキングを夜まで終えられなかったときのために用意しましょう
ストック 歩く際の足腰の負担を軽くします
飲み物・非常食 定期的な水分補給のためと、非常時の食料確保のために必要です
ライター もしも遭難してしまったときに火をおこすため使います
救急用品 ケガをしてしまったときの応急手当てに役立ちます
携帯電話 地図・コンパス・照明・緊急連絡などさまざまな用途に使えます
地図・コンパス・時計 電池不要で使えます(携帯電話の電池が切れたときのためにも持っておくと良いです)
上記は主な持ち物の一例です。ハイキングでは、もしものときを想定した上で持ち物を準備することが大切。また、山歩きの服装は吸汗性・速乾性・保温性に優れたものや、ストレッチがきいている素材などが理想です。動きを邪魔せず、機能的な服装を選んでくださいね。

ハイキングの基本マナー

ハイキング中に出会った人には挨拶をします。これは山歩きの重要なマナーの1つ。お互いに気持ち良くハイキングを行うためにも、ハイカー同士のコミュニケーションをとりましょう。また登山道ですれ違う際は、基本的に登りに進む人を優先し、歩くときは1列が基本です。
ハイキング中に出たゴミは必ず持ち帰り、山の川や沢などで食器を洗わないよう注意します。また山の自然環境を壊さないためにも、山の植物を採取したり、動物にエサを与えたり危害を加えたりしないようしましょう。そして自分のレベルに合ったハイキングスポットを選び、決して無理をしないことも非常に重要です。

山口のハイキングスポットを気持ち良く安全に楽しもう

トレッキングを楽しむ女性
ハイキングは、自然に囲まれた豊かな環境を満喫しながら体を動かせるアクティビティです。自分のレベルに合ったスポットを選べば、初心者から上級者まできっと楽しめるでしょう。またハイキングに欠かせない持ち物をしっかり準備し、山のマナーを守ることも重要です。万全の準備が整ったら、山口の自然を感じにハイキングに出かけてみてはいかがでしょうか。
※掲載されている情報は2023年9月時点のものです。掲載情報は予告なく変更になる場合があります。

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