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周防大島の名物グルメ、みかん鍋とは? おいしいお店や自宅で作れるレシピも

周防大島の名物グルメ、みかん鍋とは? おいしいお店や自宅で作れるレシピも

公開日:2023.09.03

更新日:2023.09.03

Sululu media 編集部

山口県周防大島の名物・みかん鍋は、近年テレビなどでも紹介され注目を集めています。今回はみかん鍋の定義を始め、周防大島で本場のみかん鍋を食べられるお店を3店舗ピックアップ。また、お家でできるみかん鍋のレシピも紹介しているので、家族や友達と楽しんでみてくださいね。

みかん鍋とは?

みかんが成っている木

画像提供:周防大島観光協会

みかん鍋とは、瀬戸内海にある山口県周防大島町が発祥の郷土料理。周防大島の観光協会と農業協同組合によって考案されたもので、正式名称は「周防大島名物みかん鍋」です。島でとれた丸ごとのみかんと、沖でとれた新鮮な地魚を組み合わせて作られます。
温暖な気候の周防大島町で栽培されている大島みかんは特産品のひとつで、山口県のみかん生産量の約80%を占めています。

みかん鍋の4つの定義

焼き印が押されたみかん鍋用のみかん

画像提供:周防大島観光協会

周防大島鍋奉行会では鍋の具材・薬味・調理方法など、みかん鍋の定義を4つ定めています。みかん鍋に外せない定義について、それぞれ紹介します。

➀ 焼き印が押されたみかんを丸ごと使用する

みかん鍋には、JA山口大島と広島環境保健協会の厳しい検査にクリアしたみかんだけを使用します。選ばれたみかんには「鍋奉行御用達」という焼き印が押され、安心・安全であるために皮ごと鍋に入れます。

② みかんの果皮が入った地魚のつみれが入っている

みかん鍋には、みかんの果皮が練りこまれた地魚のつみれも入っています。つみれに使われるのは、瀬戸内海でとれた新鮮な地魚のすり身。そこにみかんの果皮が入ることで、魚の生臭さが抑えられ、みかんのさわやかな香りが食欲を増進させます。  

③ みかん胡椒を使う

みかん胡椒を薬味として使うのも、みかん鍋の特徴。みかん胡椒とは、青唐辛子とみかん果皮を含んだ胡椒で、九州の薬味「柚子胡椒」をリスペクトして作られたと言われています。みかん胡椒はお土産にしても喜ばれるでしょう。      

④ 〆はメレンゲ雑炊でしめる

みかん鍋の〆は必ずメレンゲ雑炊にします。メレンゲ雑炊の作り方は以下の通りです。
【作り方】
1. だしの中にご飯を入れて雑炊を作る
2. 卵の白身をメレンゲになるまでしっかり泡立てて雑炊にのせる
3. 卵の黄身も溶いて、メレンゲの上にまんべんなくかける
4. 真ん中に小ネギをのせる
真ん中にネギなどの青い野菜をのせることで、メレンゲ雑炊の見た目もみかんを連想させます。また鍋に入っていたみかんは、〆の雑炊を作る間に口直しとして皮ごと食べる場合も。ジューシーなみかんはデザート感覚でも楽しめます。最後までみかん鍋の魅力を楽しみながら味わえるでしょう。

みかん鍋が堪能できるお店3選

周防大島の名物、みかん鍋を食べられるお店を紹介します。周防大島には温泉施設や道の駅など、観光も楽しみながらみかん鍋を堪能できるお店もあるので、周防大島を思い切り満喫できるでしょう。みかん鍋は予約が必要な場合もあるので、事前に情報をチェックしてくださいね。

温泉とみかん鍋を楽しめる「竜崎温泉 ちどり」

竜崎温泉ちどりのお食事処

画像提供:竜崎温泉 ちどり

日帰り温泉施設の竜崎温泉では、お食事処でみかん鍋を食べられます。瀬戸内海を一望できる場所にあり、新鮮な地魚と地元食材を使った料理も豊富。シーズンによっては、1人前から食べられる「みかん小鍋」もあります。竜崎温泉に入ってゆっくり癒された後は、みかん鍋を堪能してみてはいかがでしょうか。
<住所>
〒742-2805 山口県大島郡周防大島町大字東安下庄685-2
<電話番号>
0820-77-1234
<営業時間>
【レストラン】
11:00〜21:30(L.O. 20:30)
<定休日>
月曜日
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:竜崎温泉 ちどり

海を眺めながら食事ができる「大島本陣茶屋」

大島本陣茶屋の外観

画像提供:大島本陣茶屋

大島本陣茶屋では、秋から春にかけてみかん鍋が食べられます。季節ごとにオリジナルの鍋料理を提供していて、みかん鍋の他にも2つのだしが選べる「弐色鍋」や、しゃぶしゃぶと焼肉を同時に堪能する「焼きしゃぶ」も人気です。
大島本陣茶屋のみかん鍋

画像提供:大島本陣茶屋

瀬戸内海を臨める立地にあり、趣のある店内でゆったりと周防大島の味を味わえます。みかん鍋は11月から開始する予定です。
<住所>
〒742-2101 山口県大島郡周防大島町西三蒲16-1
<電話番号>
0820-74-1066
<営業時間>
【ランチ】11:00~15:00(L.O.14:30)
【ディナー】17:00~21:00(L.O.20:30)
<定休日>
12月31日 ディナー
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:大島本陣茶屋

周防大島の特産品が大集結!「道の駅サザンセトとうわ」

道の駅サザンセトとうわのみかん鍋

画像提供:道の駅サザンセトとうわ

周防大島の道の駅「サザンセトとうわ」のレストランでは、みかん鍋を始め、郷土料理や地魚を使ったメニューなどを食べられます。
サザンセトとうわの物産直売所

画像提供:道の駅サザンセトとうわ

また周防大島の特産品がたくさん販売されている直売所や、とれたての地魚がある魚センターも人気。みかん鍋に必須のみかん胡椒など、さまざまなみかんの加工品も販売されているのでチェックしてみてはいかがでしょうか。軽食の店も豊富で、イベント広場や幼児公園などもあり家族連れも楽しめるスポットです。
<住所>
〒742-2921 山口県大島郡周防大島町大字西方1958-77
<電話番号>
0820-78-0033
<営業時間>
10:00~18:00
【レストラン】
ランチ 11:00~15:00
カフェ 14:00~17:00
<定休日>
水曜日(水曜日が祝日または振替休日の場合は、その直後の平日)
※詳細は事前にご確認ください。
参考サイト:道の駅サザンセトとうわ

お家で作れるみかん鍋レシピ

コンロにのせた土鍋に用意された鍋の材料
最後にお家でできる、周防大島名物のみかん鍋のレシピを紹介します。みかん鍋を作るときには、みかんの品質や、魚介類、みかん胡椒など材料にこだわって作ってみるのもおすすめ。おいしい鍋を、ぜひお家でも味わってみてくださいね。

みかん鍋の材料(2人分)

みかんは丸ごと入れるので、なるべく安心安全なものを使用しましょう。本来は鍋用みかんを使用しての「みかん鍋」がお薦めですが、通常のみかんを使用する際にはしっかり洗浄してお鍋に浮かべてください。具の魚介類や野菜はお好みで調整してください。
お取り寄せみかん鍋

画像提供:周防大島観光協会

お家でみかん鍋をつくる場合は、「お取り寄せみかん鍋」がお薦めです。
参考:周防大島観光協会「みかん鍋」公式ページ
【だし】
・お好みのだし汁 400ml
・しょうゆ 大さじ2
(お好みでみりんを加えてもOK)

【具】
・みかん 2~3個
・エビ 2~3匹
・白身魚 3切れ
・白菜 1/3個
・ネギ 1本
・しいたけ 4個
・豆腐 1/2丁

【つみれ】
・白身魚のすり身 180g
・卵 中1個
・小麦粉 15~20g
・味噌 8g
・塩 少々
・みかんの皮

みかん鍋の作り方

焼いたミカン
1. みかんを170~180度のオーブンで焦げ目がつく程度加熱する
2. つみれの材料を混ぜてつみれを作る
3. 野菜などを適度な大きさに切る
4. 鍋にだしの材料を入れて煮立てて、つみれと魚介類を入れて煮る
5. 野菜などの具材とみかんを入れて煮込む
6. 煮立ったら出来上がり。みかん胡椒などで味を調えて完成
みかんはそのままかじって食べるのが本場の食べ方です。ぜひ、チャレンジしてみてください。

みかん鍋を食べて周防大島の味を堪能しよう

青空とたくさん実ったみかんの木
周防大島名物のみかん鍋は、島を盛り上げるために考えられたこだわりの逸品。選び抜かれたみかんを使った自慢の鍋を食べに訪れてはいかがでしょうか。さっぱりとしたみかんの味わいが癖になるかもしれません。みかん鍋は期間限定で予約が必要な場合が多いので、忘れずにチェックしてくださいね。  
※掲載されている情報は2023年8月時点のものです。掲載情報は予告なく変更になる場合があります。

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